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646 母親介護①介護分担

高谷一家会議
  私の実家(鳴門市)には現在102歳になる母がいる。今年の春までは、近所に住む弟が買い物などの手伝いをするだけで一人暮をしていたが、風邪をこじらせて一ヶ月ほど入院。それと同時に弟が体調を崩し、退院後は残りの三兄弟で交代の見守り介護をすることになった。長兄は宮崎県、次兄は名古屋、三男の私は高知。「お前が一番近い」と言われたが「オレはまだ仕事。年金が少ないのもあるけど後継者が育っていないからと、会社がやめさせてくれない」などと話し合って、私の受け持ちは[月二回、5日間づつ]で鳴門市まで介護通勤することになったのである。
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645 お魚集め⑳ヒラスズキ

グレ坊の涙
  最近はルアー釣りの対象魚として人気上昇中。桂浜の磯にも通って来る人が見られる。河川の中流近くまで登ることもあるスズキに比べて、体高が高く横から見ると平べったく見えるのでヒラスズキの名前がついている。食味はスズキより格段に上だろう。エビやオキアミでも釣れるが、私は桂浜に来て間もなくの頃5cmほどのグレを餌に泳がせて81cmのヒラスズキを釣り上げた(⑦運命の魚)ことがあり、このことが転職を模索していた私を桂浜にとどまらせ、その結果失恋(⑪天国から地獄)し、その後半世紀にせまる水族館人生を送ることになってしまった、私にとっての運命の魚なのである。
  追伸 お魚集めを一休み、次週からは“私事”を少々。

644 お魚集め⑲ハコフグ

愛をあげます
  おちょぼ口で可愛く“さかなクン”がキャップに使っている人気の魚である。泳ぎはトロイので素潜りの手網で簡単に捕まえられる。ハコフグは食べても無毒で美味しい白身だが、食べられる部分が少ないので食用には適さない。釣り鈎にもたまに掛かることがあるがこれが恐ろしい。水族館用には恐ろしい毒を持っているのである。私が釣りを始めた頃、ベラやカサゴ・グレを釣ったバケツにハコフグを入れると数分でハコフグ以外の魚が全部死亡。こんな経験を何度かしたあと調べたところ、パプトキシンという毒を吐き出すとのこと。その毒で自身も死んでしまうことさえあるとのことだった。

643 お魚集め⑱キタマクラ

噛まれた指と針
   クサフグと同じく、餌だけを取り釣り糸を噛み切る嫌われ魚!。しかしクサフグほど大群にはならないので油断しがちだが、歯はクサフグより鋭い。釣り上げて鈎をはずそうとして指先を喰い切られた経験もある。名前のほうはいかにも毒々しいので名前人気の魚。メスは地味だがオスは15cmほどまで大きくなり模様や色あいもきれいで見栄えがする。名前を聞いただけで食べる人はいないと思うが、毒のほうはあまり強くないらしい。

642 お魚集め⑰クサフグ

可愛い顔にはするどい歯
  釣り人には迷惑なだけの魚。餌をかじり取るだけでなく、その鋭い歯で釣り糸を噛み切る。大物のチヌをかけて途中で糸が切れて、悔しい思いをしてから糸をよく見ると小さな噛み傷が!。これはクサフグの仕業なのである。クサフグが出没する釣り場では、糸の傷を度々確認しておかなければならないし、たくさんいる所では釣りにならないことも多いのである。しかし水族館としては人気者。釣りをしない人にとってはクリクリした目玉のかわいい魚として見てくれる。私は水槽を満たすために、わざわざ釣り人が嫌うクサフグを狙って、沢山釣ってくることもあるのである。

641 お魚集め⑯タカノハダイ

ヒダリが釣れたらかーえろ
 土佐ではヒダリマキと呼ばれているが、その理由は知らない。磯釣りに行って魚の気配がない中で頑張っていて、最初のアタリがタカノハダイだったら「その日はもうだめ帰りましょう」と言うのが釣り人の常識なのである。その理由は、ゆっくり海底を這うように泳ぐ魚なので、撒き餌に反応するのが一番遅いはずの魚が釣れたということは、他の魚は周辺にはいないことを示している。一理あるのは認めるが、常識どうりにいかないのも“釣り”である。タカノハダイは縞模様がきれいで、水族館としては欲しい魚なのである。

640 お魚集め⑮ボラ

ボラ輸送
  冬場になると桂浜の磯周りにも大群で現れる。ただしこの群れはなぜか全然釣れない。撒き餌を無視して通り過ぎてゆくだけなのである。バカにされた気分になるので、何度か大型のフックを遠投して引掛けを試みたことがあった。密度の濃い群れのなら時たま引っかかることもあったが、腹部などに引っ掛けた時にできた傷が大きく、見苦しくなるので飼育用にはならなかった。しかしそれとは別に撒き餌に集まる群があり、小さめのシカケを使うとよく釣れた。小さいシカケで釣ると魚とのやり取りが微妙で引きの強いボラはおもしろい。しかし40~50cmのボラはバケツには収まってくれない。ボラ運び用のバッグに入れて、釣れるたびに水族館までの100㍍余りを全力で走らねばならないのが大変だったのである。

639 お魚集め⑭カサゴ

当歳魚
  私が桂浜に来て釣りを始めた頃、カサゴは非常にたくさんいて、外道の扱いで釣り場に放置されていた。私はバケツに水を張って「いらない魚は水族館に下さい」と釣り場の人々に声をかけた。「ガシラ(カサゴ)はいらん。お前は釣りをしながら給料がもらえるのか」とからかいながら次々とバケツに大きなガシラを放り込んでくれた。40年後の今も桂浜の磯や突堤の周りにガシラはたくさんいるのだが、小さな当歳魚がほとんどになってしまっている。

638 お魚集め⑬オヤビッチャ

でかけりゃいいってもんじゃない
  桂浜の磯にはあまり多くないので、足摺方面までオヤビッチャねらいで釣行することもある。口が小さいので当然シカケも小さくなる。撒き餌に沢山群がって来ても鈎が大きいとキッチリ見分けてその餌だけはだれも食べない。そこでもっと小さなシカケに変える。お魚さんとの勝負なのである。0.3号のソデ鈎と0.5号の糸で撒き餌と共に流すとこちらの勝ち!。オヤビッチャは黄色と黒の縞模様のきれいな魚で水族館向きだが、食べてもおいしい。グレ釣りに行った時、外道で20cm近い大型のオヤビッチャが釣れたので、塩焼きにしてみたがこれは絶品だった。

637 お魚集め⑫カゴカキダイ

虎の群れを追う私
  秋口になると、5~6cmあまりに成長したカゴカキダイの当歳魚が大群でやって来る。かむせ(撒き餌)を入れると、海面が盛り上がる程の群れになることもある。これなら玉網ですくえそうだと思って試してみたが、パッと消えるように逃げてしまって一匹もすくえない。それならと四つ手網を沈めてみたが、いくらかむせを撒いてみても網の上には絶対に近寄らなかった。そんなことをしなくても、小さなシカケでやれば入れ喰い。2~30分もやれば3~50尾は難なく釣れるのである。 

636 お魚集め⑪ウマヅラハギ

最近見ない馬
  カワハギと同じく餌取り名人。しかもカワハギが単独行動なのに対して団体でやって来ることが多く、釣りにならないことも度々だった。食味はカワハギよりも少し落ちるが、料理のしやすさは同じ。大量漁獲されることが多く、皮を剥いて干物にされて多く流通していたがカワハギより少し北方系で、地球温暖化による水温の上昇により昭和の終わる頃突然土佐湾から姿を消してしまった。瀬戸内海にはまだいるらしいが、数は少なくなっているようだ。

635 お魚集め⑩カワハギ

かみ切られた糸  
 カワハギは餌取り名人と呼ばれている。おちょぼ口で餌だけを上手にかじり取ってゆくので嫌う釣り人もいるが、喰い込みが良く鈎がかりする時期もある。20cm近い大物になると釣りごたえもあるし、何よりも美味しい。名前のとおり皮がするりと剥がれるので料理しやすい。刺し身も煮付けも美味しいし、肝はフグ並なのである。チヌ釣りの外道として桂浜でもよく釣れるが、泳ぎ方も面白いので水族館では人気者なのである。

634 お魚集め⑨アイゴ

触らぬアイゴになんとやら
  ニザダイと同じく馬力がある上、チヌのように首を振るので“やった大物のチヌだ”と、ぬか喜びをさせてくれるのだが、糸の先の海中に黄色っぽい影が見えるとガックリ、チヌの場合は白っぽく見える。アイゴはニザダイと同じく草食性がある為に磯臭いと嫌う人も多いが、白身でおいしい魚である。但し背びれには毒棘があるので、取り扱いには注意が必要である。

633 お魚集め⑧ニザダイ

河童の遭遇
  桂浜の磯でもよく釣れる魚である。馬力があるので20cmほどのニザダイなら30cm近いチヌと同じぐらいの引きを感じるが、チヌは鈎がかりすると首を振るのでツンツンと竿先が振れるのに対し、ニザはグイーンと引く感じなのですぐわかる。体表の色合いや手触りから“カッパ”とか、尾部の棘状鱗から“サンノジ”と呼ばれている。海藻を食べる習性があるためか「磯臭い」と食用としてはあまり好まれていない。

632 お魚集め⑦グレ(メジナ・クロメジナ)

お誘い
  冬場の磯釣りのターゲットとして釣り人には知れ渡っているが、一般的にはメジナ・クロメジナを合わせグレと呼んでいる。しかしベテランになるとクチブト(メジナ)とオナガ(クロメジナ)に区別している。メジナは土着性やナワバリがあり、クロメジナは群れで回遊することが知られている。適水温もクロメジナのほうが少し南方系で産卵期にもズレがある。私も若い頃は足摺方面までグレ釣りに通ったことがあったが、それは自家用の遊び。水族館用にグレが欲しい時は小さな当歳魚が玉網でいくらでも獲れるので、釣りで狙うことはあまりないのである。 

631 お魚集め⑥キュウセン

キュウセンのオスメス
  砂浜での投げ釣りや波止、磯釣りなどで釣れるが、鈎がかりした時の第一発の引きがかなり強く“大物だ”と喜んで竿を立てると、そのあとスーッと引き寄せられてくる。ああキュウセンだとすぐにわかるが、これは“ガッカリ”ではない。たしかにチヌ釣りの“外道”だがキュウセンは綺麗なベラなので、水族館としてはご褒美みたいに嬉しい魚。オスはアオベラ、メスはアカベラと呼ばれ、水槽映えのする魚なのである。

630 お魚集め⑤ササノハベラ

アンタじゃねぇえ
  ベラの仲間では圧倒的に繁栄していて、生息域が広く波打ち際の浅瀬の磯から200mの深海にもいるらしい。だからと思うが喰い込みのいい魚で、水温が下がった春先など他の魚の活性が低い時でもよく釣れる。特にグレ狙いでタップリ撒き餌をした時、グレが来る前に当たるのがササノハベラなのである。釣り採集は空振りのことも多い。空荷で帰るのは嬉しくないが、そんな時バケツに収まってくれるのがササノハベラなのである。

629 お魚集め④ニシキベラ

ニシは20
  水温が20℃以上なら桂浜の磯でも脈釣りで沢山釣れる。但し同じ場所に毎日通うのはお勧め出来ない。一度に2~30尾釣ったら一週間ほど休んだほうがいい。釣り糸を警戒するようになる気配がある。水温が18℃に下がっても餌を取りに来るが、鈎がかりが急に悪くなるようだ。名前のとうりニシキの色合いの綺麗な魚で泳ぎも面白く、水槽を埋めるのに重宝する魚なのである。

628 お魚集め③ヘダイ

うまいやつ
  クロダイ・キビレ・ヘダイは、ごく近縁種。兄弟みたいなものだが、何故かヘダイは評判が悪い。釣り人は「まずい」と口をそろえるが私が食べた感じではクロダイ・キビレとに有意差があるとは思えない(私の舌の出来があまり良くないのは認めます)。思うに不評原因は数が少ないせいではなかろうか。しかしヘダイはクロダイの外洋性・キビレの内湾性のような棲み分けはせず、どちらにもいるように思える。そして最近はその数をかなり増やしているような気配も感じられるのである。

627 お魚集め②チヌ(キビレ)

キチヌ
  私が育った鳴門市のあたりでは、チヌは沢山いたがほとんどがキビレでクロダイは少なかった。中学生の頃、水泳部の練習(332桂浜への道④水泳部)と言いつつ、水中銛を持ってチヌを追いかけていた。込み潮の時、砂地と藻場の境目あたりでじっと動かずに待っていると、チヌは深さ30cmに満たない浅場までやって来る。狙いを定めて銛を放つが、あまり獲れた経験はない。それよりも面白いのは失敗した時、チヌは必ず止まって私のほうを振り返る。そしてじっとこちらを見つめ、私が次の銛を引き絞ろうとするところで、パッと消えるような速さで逃げるのである。桂浜は外洋に面しているのせいで、キビレはほとんど見られないが、内湾の方ではクロダイよりも沢山釣れる。
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