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676 コロナウオーキング 序 1

パパと奥方
  ネタ切れで困り果て、今回は最近初めたウオーキングについて書いてみることにした。この度のコロナ騒動で桂浜水族館も休館せざるをえなくなり、当然のことながら私も休業。数年前から引退を考えていたこともあり、あこがれていた“毎日が日曜日”が突然実現したのである。ところがこれが思惑違い。自粛ムードもあって、自宅で毎日女房と向き合ってテレビを見るだけの日々が一週間続くと、退屈で困るようになってきた。その上、四月までの介護通勤(646~655母親介護)中の早寝早起きの癖が顔を出し、夜更かし好きの女房が「早朝からゴソゴソするな」と怒り出し、我が家に険悪なムードが漂い始めたのである。
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675 (続)お魚集め⑳アオブダイ

トラック早くきてぇえええ!!!
  数年前のことである。冷え込んだクリスマスイブの午後、室戸から「桂浜(私のこと)よ、いいのが獲れたからすぐ来い」との電話。聞くと「バンドウ(アオブダイ)が5尾」。アオブダイは南方系なので大敷網ではほとんど見かけたことはなかった。低水温には弱い魚。市場の水は冷え込んだ日にはかなり下がってしまうので、急いで桂浜の海水を水槽トラックに。案の定市場のタンクの水は16℃まで下がってアップアップしていた。しかし20℃ほどのトラック水槽に移すと元気を取り戻した。素晴らしいクリスマスプレゼントになったのである。以来アオブダイは時たま入網するようになり、年に1~2尾入館するようになっているのである。

674 (続)お魚集め⑲アンコウ

危うし高級魚
  室戸の大敷網にアンコウが入網するのは4~5月頃。朝の漁に時たま見られる。深海魚だが浮き袋が無い魚なので、網が引き上げられても腹を膨らませることがない。だから当初は扱いやすい魚と思っていたが、これがなかなか手強いことがわかってきた。ブヨブヨの体表は一見スレには強そうに見えたが、実際は非常にデリケート。アゴや尾ビレがすぐに炎症を起こして死んでしまう。そのあたりをクリヤできてもまだハードルは高い。餌付けが非常に難しいうえ飼育水温も16℃あたりが上限で、桂浜では扱いにくく、最近では見かけても連れて帰らなくなってしまっているのである。

673 (続)お魚集め⑱サギフエ

突かれるマジで5秒前
  室戸周辺の深場(50~100m)の海水温が最も低くなる4月初め頃、サギフエの稚魚が大敷網に大量に入網することがあった。2~3㎝のピンク色のジャコが網の中にグジャグジャ。私は玉網でひとすくい。連れて帰って数えてみると950尾ほどいたことも。冷水系の魚なので、水温が20度まで上がると生きてゆけないことがわかり、冷房設備のなかった旧館時代は1ヶ月ほどしか飼育出来なかった。現在は16℃にセット出来る水槽もあるのだが、地球温暖化のせいか大敷網で姿を見ることはなくなってしまっている。

672 (続)お魚集め⑰マツカサウオ

鋭利で堅いパイナップル
  室戸ではヨロイドオシと呼ばれている。硬いウロコに覆われた身体に、長靴のゴムを突き通すような鋭く硬い背ビレと腹ビレがついているのでこの名前がついているようだ。深海性の魚で、大敷網には時たま入網する「見かけたら拾っておいて下さい」とお願いしてある。丈夫な魚で他の魚に混じっても、しばらく船上に放置されても大丈夫。黄色い体に大きなウロコ。動きがゆっくりなので人気がある魚だが、餌付きが非常に悪い。1~2ヶ月食わないのは当たり前。それでも元気に泳いでいる。半年以上、中には一年間もなにも食わずに生きていた魚もいたことがあった。

671 (続)お魚集め⑯フグ類

キリキリ針
  先週の三津漁港の釣り場にはフグが沢山いる。釣り人には嫌われ者のフグだが、水族館にとってはスターの一つ。クリクリした目とおちょぼ口が可愛いので人気がある。狙いはフエダイ類だが、フグばかりしか釣れないことも多い。フグは3~4年の周期で増減があるようで、多い年にはフエダイ類には全くエサが届かないことも。しかし私はフグでも十分満足。クサフグ・ショウサイフグそして大型のヒガンフグのほか、キタマクラが次々に釣れる年もある。秋の三津漁港は私にとっては空振りなしの好漁場なのである。

670 (続)お魚集め⑮フエダイ類 

フエダイ類
  室戸岬近くの三津漁港は、私の“お魚集め”の最重要拠点の一つである。大敷網漁とすぐ隣の丸山海岸の磯採集に加えて、漁港の集荷場の一角が私の釣り場になっている。ここではフエダイの仲間のヨスジフエダイ・ヒメフエダイ・ホシフエダイ・タマメなどの当歳魚が色々釣れるほか、珍しいクロコショウダイやゴマフエダイなどが釣れたこともある非常に素晴らしい釣り場なのである。9月から12月はじめまで、度々実習生を連れての釣行を繰り返しているのである。

669 (続)お魚集め⑭タカベ

バケツより重い
  青い体に黄色の帯の入ったきれいな魚。夏場の磯釣りや大敷網漁で、たまに手に入ることがあったが、ある時稚魚が大量に捕れることがあることがわかった。2~3月の大敷網の朝の漁。この時季だけに設置されるブリ専用の落とし網があるが、これはブリが入った時だけ網を揚げるので普段は動かない。タカベの稚魚はこの網がお気に入りで大量に群がっているのである。ブリ専用なので目が粗く、上手に追わないとたくさんいても全く掬えないことも。この群れに出会うこともタイミングよく掬うことも、かなり難しいことではある。

668 (続)お魚集め⑬サバ仔

笑顔であいさつ
  土佐では5月頃になるとサバ仔が釣れるようになる。アミを撒き餌に5~6本鈎のサビキ仕掛けを入れるといくらでも釣れる。しかし釣り場からは500m余り。ブクブクをつけた20ℓのバケツに入れて、生かして連れて帰るのが大変だった。先々代の館長婦人はこのサバ仔の“ひいとい干し(一日干し)”が大好きで「高谷君、サバ仔は私が食べるからいっぱい釣ってきて」との注文!。以来サバ仔は氷を入れたクーラーで持ち帰ればよくなり、楽しい釣りをしていた記憶が残っている。

667 (続)お魚集め⑫ギンユゴイ

石の上にも
  ギンユゴイもコバンアジに混じって波打ち際にいて、投げ網に入ることがあるが数は少ない。主に波の打ち込むテトラポットの隙間などにいることが多いので、狙って穴釣りをすると次つぎと釣れることも多い。そのほか、2~3cmの稚魚は波が打ち込んだ時に行き止まりになるような、磯の隅に群れていることが多いので、そんな場所をいくつか回ると手網で簡単に集めることが出来るのである。

666 (続)お魚集め⑪コバンアジ

チャンスは一度きり
  コバンアジは桂浜の磯や突堤での釣りで時たまかかることがあるが、ある時砂浜の波打ち際にたくさんいることがわかった。波が砕けて泡とともに打ち上げる所にいるので、投げ網で簡単に捕れる。多い時には一網で10尾ほど。冬場の真夜中には一網で50尾ほどほど捕れたこともある。ただしこの投げ網は一回に一度だけ。二度目三度目に捕れることはまずない。一度投げると警戒して一週間ほどは、そのあたりに近づかないようなのである。

665 (続)お魚集め⑩ホウセキキントキ

筋肉痛キントキ運送
  若い頃、桂浜の長い突堤(訳1.5Km)の先端で度々夜釣りをしたことがあった。夏場によく釣れたのがホウセキキントキ。20㎝ちかいのを10尾あまり釣ってさあどうやって連れて帰ろうかと思案。スカリに入れたまま引っ張ってみることにしたが、上手く泳いでくれないので50mも引けずにあきらめた。20ℓのバケツで運ぶのは、ブクブクがあっても10尾はギリギリ。水族館までの2kmを休み休み運んだが、翌日は体じゅうが筋肉痛に!。そこで“背負子”を作りバケツを背中で担ぐようにした。天気図を見て沖に台風がいないこと(⑫死神のリスト)を確認してから、ホウセキキントキを狙ってよく出かけたものである。

664 (続)お魚集め⑨テンス

アイドルテンスちゃん?
  テンスはバッチ網などに時々入網する魚で、桂浜の磯ではめったに釣れない。事実私は一尾だけしか釣ったことがないのだが、相棒(351釣り勝負番外編③テンス)は数匹。中でも特別にレアな黒化型のテンスを釣り上げて、有頂天だった彼を今でも鮮明に覚えている。ピンクのきれいな魚で、泳ぎもベラの仲間の特徴である“ムナビレ泳ぎ”が面白い。背ビレの第一棘が旗竿のようにピンと伸びて、少女アニメに出てきそうな可愛い顔立ちの魚なのである。

663 (続)お魚集め⑧エゾイソアイナメ

エゾ知らない
  40年以上も前のことである。夕暮れでほとんど見えなくなってしまった頃ゴンズイが釣れたので、刺されたないように鈎は外さず糸を切って水族館へ連れて帰った。翌日予備槽を見ると、ゴンズイとは少し違う魚が泳いでいる。調べてみるとエゾイソアイナメとわかり相棒と夜釣りをすることにした。日が暮れてから真夜中まで頑張って、やっと10尾。その翌日に2尾と4晩頑張ったが、結局13尾だけ。以来桂浜でエゾイソアイナメを見かけたことはないのである。

662 (続)お魚集め⑦シマイサキ

イサキちがい
  繫殖期になると腹部が墨を流したように真っ黒になるので、土佐ではスミヒキきと呼ばれている。ヤカタイサキの近縁種なのでエラブタには要注意だが、こちらはおとなしいし、他の魚を攻撃することもなく、またヤカタイサキにも負けていない。自分達だけで群れを作っているので、内湾での舟釣りなどでこの群れに出会うと次々と釣れる。昔は浦戸湾での投げ網漁の対象にもなっていた。私はまだ食べたことはないが、白身で美味しいらしい。

661 (続)お魚集め⑥ヤカタイサキ

腹黒い子
  実は私はこの魚が大嫌いなのである。縞模様のきれいな魚で、近隣の漁港や内湾で沢山釣れるが、釣り上げた時は要注意!エラブタの辺りに鋭い棘があり、うかうか手づかみすると酷い目にあう。毒はないがかなりの傷になることも。玉網で移動させると時にもこの棘が絡んでうっとうしい。しかしそれよりももっと嫌なのがこの魚の性格!。魚類は一般的には同種間の縄張り争いはあるが、異種では喰う喰われるの関係はあってもあまり争いは見られない。ところがこのヤカタイサキは誰でもいじめる。自分よりも大きい魚にも突っかかってウロコをはぎ取り目玉をくり抜くなど、同居の魚をズタズタにする。組み合わせが非常に難しい魚なのである。

660 (続)お魚集め⑤イタチウオ

綱引き
  桂浜の磯で素潜り採集をしていて、岩穴に何かが住んでいるのを見つけた。大きな目玉で数本のヒゲのある魚。翌日短い釣り竿とイワシの切り身を持ってその場所へ。切り身を穴の前に落とすとヒゲでチョンチョンとつついてパクッ!。シメタと鈎のついた切り身を食わせて40㎝近いイタチウオを釣り上げた。以後何度かその穴を覗いたが何もいなかった。桂浜水族館でイタチウオが展示されたのはこの半世紀でその時(昭和49年秋)だけなのである。

659 (続)お魚集め④ゴンズイ

ゴンズイ女の災難
  桂浜の磯や突堤でいくらでも釣れる。特に夜釣りをすればまずかかるのがゴンズイなのである。ナマズの仲間なので三本の棘がるが、これが毒棘!。夜釣りで酷い目(68釣り採集⑫ゴンズイ)にあったことも。水槽内で群れで泳がせると見栄えがする。また5・6月頃には幼魚がダンゴ状にかたまって泳いでいるので、玉網ですくってくることも。白身で美味しいと聞いてはいるが、まだ食べたことはない。

658(続)お魚集め③ベラギンポ

敗退
  ベラギンポはレア物で、キス釣りでごくまれにかかることがある。時季にもよるがキス100尾に対してチャリコが10~20尾、ベラギンポは1尾釣れたらいいほうである。細長くて緑や黄色の模様がきれいな魚。相棒との釣り勝負(354釣り勝負番外編⑥ベラギンポ)で自慢されて悔しがったたものである。しかしこのきれいな魚は展示には向いていなかった。砂を敷いた水槽に入れると潜り込んで目玉だけを出している。しかし砂のない水槽に入れると非常に不安定で、高速で泳ぎ水槽壁に激突。傷だらけになって長生きしてくれないのである。

657 (続)お魚集め②チャリコ

キスより鯛
 チャリコとはマダイの幼魚のこと。6月頃になると、キス釣りの外道として3~5cmのチャリコが釣れるようになる。キスが波打ち際から20mより岸寄りで釣れることが多いのに対して、チャリコはそれよりも沖側でつれる。キスは鈎がかりしてもビリビリとした小さな手応えに対して、チャリコはゴツゴツと竿にひびくのですぐにわかる。水族館としてはキスよりもチャリコのほうが嬉しいので、私は仕事前や夕方にチャリコ狙いのキス釣りを随分頑張ったものである。
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