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687 コロナウオーキング⑩ポピー

ヒナゲシの引っ越し
  墓参道の片隅に一株のヒナゲシが自生している。十数本の茎の先の、薄紅色の可憐な花が私を見ている。乾燥したやせ地に這いつくばって頑張っていて、毎朝「おはよう」と声をかける私に向かって「もっといい所へ移して下さい」と懇願しているようにも見えた。半月ほどして最後の一輪になった時、先に咲いて既に種を作っている茎をむしり取って山頂の広場へ。「来年も来るからここで頑張って咲いてみろ」と言いながらその種を振り撒いてやったのである。
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686 コロナウオーキング⑨大ショック

コロナへの決意
  先月8月31日のことである。高知新聞夕刊に衝撃のニュース「高知龍馬マラソン中止決定」が。少しの不安はあったが、コロナは全国的に少しずつ減少に向かっているように思えたので、二月の本番は大丈夫。そろそろウォーキングからランニングに切り替えることを考える時期かな、と思い始めた矢先だったので大ショック!。9月1日からは朝目覚めても起き上がる気力がなくて一週間お休み。このままウオーキングを止めてしまう選択肢も考えた。しかし周囲(女房を除く)の励ましもあって当初の「10ヶ月でマラソン」の計画を「22ヶ月計画」にペースダウンして続けてみたいと思うようになったのである。

685 コロナウオーキング⑧送電鉄塔

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  筆山から鷲尾山へのルートの途中から、四国電力が送電鉄塔(標高200m)のメンテナンス用に整備した車道が分岐している。舗装はされていないが、車道なので山道のハイキングコースとは違って、アップダウンが無く歩きやすい。しかし登りであることには違いないので、まずそちらで体力をつけることにした。15・17・19日目と一日おきにこちらへ登り、鷲尾山への挑戦の準備をしたのである。

684 コロナウオーキング⑦鷲尾を目指す

306の鷲尾さん
  14日目に次の目標である鷲尾山(306m)を目指す。ここを征すればマラソンに半歩近づく。筆山山頂から皿が峰の下を抜けて5Km程の距離になるが、その日はちょうど半分の所で引き返した。たまたま休憩していた人に「初めて登るけどキツイですか?」と聞くと「昨日の雨で滑るから初めての人はやめといたほうが…」とのアドバイスを受けたためである。この時点では私はまだ鷲尾山は背伸び。そのための脚力も心肺機能もまだまだであることは自覚していたのである。

683 コロナウオーキング⑥キイチゴ

キイチゴは3個まで
  皿が峰コースの途中で“キイチゴ”を見つけた。橙色の小さな実はかなり甘い。子供の頃父の勤める会社の近くの山際に群落があり、兄がそこから株分けをして我が家に移植。石垣沿いの松の木の下で、小学校入学前の私の背丈程に茂っていた。この時期兄達と奪い合った記憶がよみがえる。こちらは山路のヤセ地なので実のほうはポツリポツリ。道沿いを探しながらのウオーキング。毎日1~3個づつ食べながら歩く。最後の一個を食べたのは5月31日だった。

682 コロナウオーキング⑤皿が峰

クマとウグとライオン
  7日目からは足を伸ばす。筆山から1kmほど離れた皿が峰は標高166m。名前のとうりお皿状のピークがあり、途中に30mほどの急な登りがある。ルートは2本。私は途中のライオン岩を回るコースから登る。急な登りは筆山の石段ほどではないが、息も絶え絶え。山頂のすぐ脇に四阿(あずまや)があるので、そこにへたり込んでウグイスのさえずりを聞きながらクマバチのホバリングを見て、ここでも笛吹き休憩。帰りはもう一方の竹林ルート。下りの急坂は滑らないように膝を傷めないように、用心深く降りねばならない。

681 コロナウオーキング(4)手作り尺八

あ女山上の笛吹
  行きがけのお墓掃除が4日間で終わって時間が余るようになったので、山頂展望台で笛(手作り尺八)を吹くことにした。竹製の本物の尺八も持っているが、山ではFRP製の古い釣り竿で作った手作り尺八が便利。振り出し式で長さが半分に縮む優れ物。これを早朝の山頂で吹くのは実に気分がいい。演歌や童謡を20~30分ほど吹くのがコースのルーティンになっているのである。

680 コロナウオーキング③石段

2習慣の石段
  筆山の山頂への近道に、約200段の石段がある。3日目からはこちらを登ってみることにした。石段初日は50段目の辺りで息が切れて一休み。100段目と150段で計三回、休みながら登る。次の日からは少しずつ先まで頑張ると決めた。この石段は心肺機能と脚力にかなりの負荷がかかる。初めて一気に登り切ることが出来たのは15日目のこと。その後も何度も途中休憩を入れたくなるのを必死でこらえる日々が続く。2ヶ月が過ぎても毎朝この石段を見上げて「回り道をしようか…」と迷うことも。しかしこの石段を回避すれば“龍馬マラソン”も逃げて行くよう思えて頑張り続けているのである。

679 コロナウオーキング②シューズ

泥と靴の3度目の出会い
  4月30日のお墓掃除は、まだウオーキングのつもりもなかったので、普段履きのツッカケで墓地の斜面を登ったが、5月1日のスタートには、30年ほど前に買ってほとんど使ったことのなかったスニーカーを引っ張り出した。しかしこれがよく滑る。急斜面が多い墓地の道。雨上がりで濡れてる時はかなり危険。二回ほどズルリを経験し「危ないなあ」と思っていたら、四日目には遂にひっくり返って尻と右手を強打。手のひらには切り傷も。それで靴を買いに行こうと思いながら下駄箱を覗くと、長男が中学生時代に短期間使用したバスケットシューズが。試してみると私の足にもピッタリ。当分はこのバッシューと共に歩くことにしたのである。

678 コロナウオーキング①スタート

パパは決意がみなぎった
  5月1日からは、20分間ほどお墓の草引きをしてから筆山山頂までのウオーキングを始めた。墓地の入り組んだ細道を上へ上へ。標高116mの山頂までは20分足らずだったので、1km余りだと思うがアップダウンがあるのでインターバルトレーニングをやっている感じ。これを毎日続けて距離を少しずつ伸ばし「2月の“龍馬マラソン”に必ず出場するぞ」と山頂の展望台で決意を新たにしたのである。

677 コロナウオーキング 序 2

悪態かと思いきやのろけだった
  「朝早く目が覚めるのなら散歩にでも行ったら?。そうだお彼岸にお墓の掃除が出来なかったので暇なら…」と言われて「バーカ」と言ってみたものの、次の日早朝に目覚めたので「えい」と起き上がり、200mほど離れた墓地へ。そこで30分ほど草引き。しかし半分も出来ずに疲れたので「よし、明日も来るぞ」と決意。帰って思いつくまま冗談のつもりで「これから毎日山歩きをしてマラソンに挑戦するぞ」と言うと「バーカ」と思い切り見下げられたので、ついつい「あと10ヶ月あるからトレーニングして来年の“龍馬マラソン”に挑戦だ」と言ってしまった。するとあきれ顔で「バーカ」。その表情を見てあとに引けなくなって「よーし」と心の中で決心したのが4月30日だったのである。  

676 コロナウオーキング 序 1

パパと奥方
  ネタ切れで困り果て、今回は最近初めたウオーキングについて書いてみることにした。この度のコロナ騒動で桂浜水族館も休館せざるをえなくなり、当然のことながら私も休業。数年前から引退を考えていたこともあり、あこがれていた“毎日が日曜日”が突然実現したのである。ところがこれが思惑違い。自粛ムードもあって、自宅で毎日女房と向き合ってテレビを見るだけの日々が一週間続くと、退屈で困るようになってきた。その上、四月までの介護通勤(646~655母親介護)中の早寝早起きの癖が顔を出し、夜更かし好きの女房が「早朝からゴソゴソするな」と怒り出し、我が家に険悪なムードが漂い始めたのである。

675 (続)お魚集め⑳アオブダイ

トラック早くきてぇえええ!!!
  数年前のことである。冷え込んだクリスマスイブの午後、室戸から「桂浜(私のこと)よ、いいのが獲れたからすぐ来い」との電話。聞くと「バンドウ(アオブダイ)が5尾」。アオブダイは南方系なので大敷網ではほとんど見かけたことはなかった。低水温には弱い魚。市場の水は冷え込んだ日にはかなり下がってしまうので、急いで桂浜の海水を水槽トラックに。案の定市場のタンクの水は16℃まで下がってアップアップしていた。しかし20℃ほどのトラック水槽に移すと元気を取り戻した。素晴らしいクリスマスプレゼントになったのである。以来アオブダイは時たま入網するようになり、年に1~2尾入館するようになっているのである。

674 (続)お魚集め⑲アンコウ

危うし高級魚
  室戸の大敷網にアンコウが入網するのは4~5月頃。朝の漁に時たま見られる。深海魚だが浮き袋が無い魚なので、網が引き上げられても腹を膨らませることがない。だから当初は扱いやすい魚と思っていたが、これがなかなか手強いことがわかってきた。ブヨブヨの体表は一見スレには強そうに見えたが、実際は非常にデリケート。アゴや尾ビレがすぐに炎症を起こして死んでしまう。そのあたりをクリヤできてもまだハードルは高い。餌付けが非常に難しいうえ飼育水温も16℃あたりが上限で、桂浜では扱いにくく、最近では見かけても連れて帰らなくなってしまっているのである。

673 (続)お魚集め⑱サギフエ

突かれるマジで5秒前
  室戸周辺の深場(50~100m)の海水温が最も低くなる4月初め頃、サギフエの稚魚が大敷網に大量に入網することがあった。2~3㎝のピンク色のジャコが網の中にグジャグジャ。私は玉網でひとすくい。連れて帰って数えてみると950尾ほどいたことも。冷水系の魚なので、水温が20度まで上がると生きてゆけないことがわかり、冷房設備のなかった旧館時代は1ヶ月ほどしか飼育出来なかった。現在は16℃にセット出来る水槽もあるのだが、地球温暖化のせいか大敷網で姿を見ることはなくなってしまっている。

672 (続)お魚集め⑰マツカサウオ

鋭利で堅いパイナップル
  室戸ではヨロイドオシと呼ばれている。硬いウロコに覆われた身体に、長靴のゴムを突き通すような鋭く硬い背ビレと腹ビレがついているのでこの名前がついているようだ。深海性の魚で、大敷網には時たま入網する「見かけたら拾っておいて下さい」とお願いしてある。丈夫な魚で他の魚に混じっても、しばらく船上に放置されても大丈夫。黄色い体に大きなウロコ。動きがゆっくりなので人気がある魚だが、餌付きが非常に悪い。1~2ヶ月食わないのは当たり前。それでも元気に泳いでいる。半年以上、中には一年間もなにも食わずに生きていた魚もいたことがあった。

671 (続)お魚集め⑯フグ類

キリキリ針
  先週の三津漁港の釣り場にはフグが沢山いる。釣り人には嫌われ者のフグだが、水族館にとってはスターの一つ。クリクリした目とおちょぼ口が可愛いので人気がある。狙いはフエダイ類だが、フグばかりしか釣れないことも多い。フグは3~4年の周期で増減があるようで、多い年にはフエダイ類には全くエサが届かないことも。しかし私はフグでも十分満足。クサフグ・ショウサイフグそして大型のヒガンフグのほか、キタマクラが次々に釣れる年もある。秋の三津漁港は私にとっては空振りなしの好漁場なのである。

670 (続)お魚集め⑮フエダイ類 

フエダイ類
  室戸岬近くの三津漁港は、私の“お魚集め”の最重要拠点の一つである。大敷網漁とすぐ隣の丸山海岸の磯採集に加えて、漁港の集荷場の一角が私の釣り場になっている。ここではフエダイの仲間のヨスジフエダイ・ヒメフエダイ・ホシフエダイ・タマメなどの当歳魚が色々釣れるほか、珍しいクロコショウダイやゴマフエダイなどが釣れたこともある非常に素晴らしい釣り場なのである。9月から12月はじめまで、度々実習生を連れての釣行を繰り返しているのである。

669 (続)お魚集め⑭タカベ

バケツより重い
  青い体に黄色の帯の入ったきれいな魚。夏場の磯釣りや大敷網漁で、たまに手に入ることがあったが、ある時稚魚が大量に捕れることがあることがわかった。2~3月の大敷網の朝の漁。この時季だけに設置されるブリ専用の落とし網があるが、これはブリが入った時だけ網を揚げるので普段は動かない。タカベの稚魚はこの網がお気に入りで大量に群がっているのである。ブリ専用なので目が粗く、上手に追わないとたくさんいても全く掬えないことも。この群れに出会うこともタイミングよく掬うことも、かなり難しいことではある。

668 (続)お魚集め⑬サバ仔

笑顔であいさつ
  土佐では5月頃になるとサバ仔が釣れるようになる。アミを撒き餌に5~6本鈎のサビキ仕掛けを入れるといくらでも釣れる。しかし釣り場からは500m余り。ブクブクをつけた20ℓのバケツに入れて、生かして連れて帰るのが大変だった。先々代の館長婦人はこのサバ仔の“ひいとい干し(一日干し)”が大好きで「高谷君、サバ仔は私が食べるからいっぱい釣ってきて」との注文!。以来サバ仔は氷を入れたクーラーで持ち帰ればよくなり、楽しい釣りをしていた記憶が残っている。
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