
最後はやっぱりアカメ釣り(32~34アカメ①②③)と思う。
大きさと数の勝負を繰りかえした。
一緒に並んで竿を出すことも多かったが、ぬけがけすることもあった。
目の前で喰わせて玉網係をやらされるよりも、
ぬけがけで「ゆうべ釣った大物」と自慢されるほうが悔しかった。
シーズンは5月から9月末までなので10月に集計することになっていたが、
負けているほうは10月になってもこっそり夜釣りに出かけたものである。
大体ひとシーズンに30~70cmのアカメを2人あわせて30尾余り釣りあげていた。
釣場にしていた製鉄所の廃止で、排水口から温水が出なくなり、
アカメ釣りから遠ざかるまでの約20年間で、
最大は相棒の78cmに対し私は72cm。
シーズン最多は相棒の32尾。私は24尾だった。
私のほうが上まわったシーズンもあるにはあるが、
イラレ(土佐弁で短気)の私は、
我慢強い相棒にアカメ釣りだけではなく釣り勝負全般において、
勝つことは出来なかったようである。
桂浜水族館公式ホームページ 2013年10月12日(土) 掲載

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