
流れ藻に付く魚は、ブリ・カンパチを始め
イシダイ・イシガキダイ・オヤビッチャ・イスズミ・
メダイ・カワハギ・アミメハギ・アミモンガラ・ソウシハギなどの稚魚と、
それをねらっているニジギンポやハナオコゼが知られている。
時季が少しずれてトビウオ・シイラ・マツダイも流れ藻をゆりかごに育つ。
4月のモジャコから8月のマツダイまで、
大敷網の流れ藻は私の楽しみではあるが、条件はかなりきびしい。
網の構造上、下り潮(南向きの流れ)でなければ入網しない。
流速も上流(北側)のかこい網が沈む速さが必要だが、
速すぎると藻は網に絡まり、ダンゴになって、稚魚は逃げてしまう。
流れ藻での大漁は数年に一度ぐらいしかないが、
網の中に大きな流れ藻を見つけた時は、期待に胸がおどる。
桂浜水族館公式ホームページ 2013年03月02日(土) 掲載

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