422 イラスト係り⑦ヒナ

ヒナ
 美月ちゃんの急な退社が決まったときには、四週分の原稿が残っていて「もうこの原稿はイラストなしでアップして、ブログは終了」と宣言したら「美大出身の娘が来るよ」とのこと。事務所と売店の係りで入社した日奈ちゃんは、二つ返事で引き受けてくれた。乙女チックなタッチで漫画的なイラストだが、美大で鍛えただけあって技術的には洗練されていた。しかしお魚を描くと、デフォルメされていて私のイメージに合わない。何度もダメだしをして、体形・鰭の位置・棘の数などの修正をさせたが、快く応じてくれるやさしい心の娘である。ネタ切れで「もうこのブログを止めたい」と言う私に「私はイラストを描きたいので、どうか続けてください」と懇願されてうれしくなり、何とかつぶやきネタをヒネリだそうと、古い日記帳などを引っ張り出したりして、頭を悩ませている私なのである。〔380~ 〕
追伸 日奈ちゃんはちょっと太りぎみだが、前週の美月ちゃんに負けないくらい可愛いのに、自画像はかなり自虐的。性格が現れてるのかな?。
スポンサーサイト

421 イラスト係り⑥ミツキ

ミツキ
  美月ちゃんは高知大学で魚類を専攻していたので、水族館の飼育係りとしての能力は非常に高いと感じていた。学生時代に底曳き網漁の魚類を研究していた経験から、地元の漁師にも多くの人脈を持っていた。その分野の魚は水族館では未開拓のものが多いので、導入してくれることを期待していたのである。私はこの娘がおおいに気に入り、しばらく中断していた“嫁候補(77~83実習生)”を復活しようと声をかけた。しかし「19番目なんていや!」と断られた。嫌われているのかと思ったら「フィールド採集助手の“一番”で登録してくださいと」フォローしてくれた。そして「イラストは苦手だけど…」と言いながら、私の手助けがしたいとイラスト係りを引き受けてくれたのである。〔372~379〕

420 イラスト係り⑤画伯

いごっそうオヤジ
 当館の丸林画伯は私の後輩。卒業したものの就職が決まらず「来年公務員試験を受ける」と聞いて、イルカの入館(⑮イルカ入館・⑯300円・345桂浜への道⑰イルカに通う)で手が足りずに困っていた私が「うち(桂浜水族館)でバイトしながら受験勉強しろ」と無理やり引っ張り込んだのが、そのまま住みついてしまった。高度な絵画のセンスと技術を持つ彼を水族館の飼育員に仕立ててしまった私は、彼の人生をねじ曲げてしまったのではないかと申し訳なく思ってはいるが、本人に詫びたことはない。飼育員になった彼は絵画やイラストの面では大成しなかったが、その腕前は魚類の説明版や手作り紙芝居などで素人離れの技量を発揮し、私は彼を画伯と呼んでいる。そんな画伯に恐れ多くも私のブログのイラストを発注してしまった。貼り絵や切り絵など、佳奈やマナティーとの格の違いがお分かりいただけると思う。〔361~363・368~371〕
  尚 イラストの“いごっそオヤジ”は、丸林画伯の考案したイメージキャラクターです。

419 イラスト係り④イクミ

イクミ
 四年半もイラスト係りを引き受けてくれていたマナティーが退社することになり、この際このブログも終了しようと思ったら「育美ちゃんが得意だから続けて」との声があり、もう少し頑張ってみようと考えた。この娘はパッチリお目々の美人で、本人のイメージのような可愛いお魚を描いてくれた。しかし何かのトラウマがあるようで、雑談に応じる気配がなく、事務的に必要な言葉以外はほとんどしゃべらず、ツンとしてるわけではないが、全く笑顔を見せない娘だった。事務所と売店を担当していたが、やはり接客には向いていなくて、短期間での退社になってしまった。〔364~367〕

418 イラスト係り③マナティー

マナティー
 マナティーには四年余りの間に、200枚以上のイラストを描いてもらった。途中からは入力係りも引き受けてもらって、随分お世話になった。私はお気に入りの娘を息子の嫁候補に登録(76~85実習生)して楽しんでいたが、マナティーはその15番目。唯一息子と顔合わせ(偶然の鉢合わせだった)したことのある娘である。彼女はかなりいい印象を持ったようだったが、息子のほうは当時ニートだったせいもあって、全くの無関心のように見えた。イラストのスジは良かったが、あまりお魚に詳しくなかったので、鰭の位置や尾の角度など、何度も“ダメだし”をしたが、気持ちよく応じて、私の納得のいくものに仕上げてくれた。またネタ切れに苦しむ私を気遣って、イロイロとヒントを与えてくれるやさしい娘だった。〔121~347〕

417 イラスト係り②マキコ

マキコ
  水族館の飼育員は人気の職業だが、マキコは“事務員募集”に千葉県から応募した変わり者である。カナの助手に付いて半年近く「はい!研修中のアライです」と言って電話に出ていたので「もういいかげんに“研修”は卒業にしろ」と言ったことを覚えている。佳奈の寿退社でイラスト係りを引き継いでくれた。デフォルトされたセンスのいいイラストだったので、本物のお魚とのズレはあえて修正させずに思いどうりに描いてもらった。中でも私のお気に入りは実習生の似顔絵(75~85)。写真を見せると、それぞれの特徴をつかんで11人分をサラサラと、30分ほどで描きあげた。なかでも佳奈の顔が一番可愛く仕上がっていたのが、印象的だった。退社の話を聞いてデートに誘いさりげなく理由を聞くと、オーストラリアに行きたいとのことだった。その夢がかなったかは知らないが、今は一児の母らしい。〔75~85・101~120〕

416 イラスト係り①カナ

カナ
 佳奈は実習生で来た時からの私のお気に入りで、愛人候補一号(85実習生⑪晴れ女のカナ)の娘だった。彼女は飼育員を希望していたが空きはなく「事務でも営業でもいいから、桂浜に居たい」と就職をきめた。彼女のイラストは技術的にはいま一つの感もあったが、天才的なセンスで“あっ”と云う間に仕上げてしまった。私は毎週土曜日のアップを決めていて、少なくとも一ヶ月分の原稿を用意していた。イラストについても注文をつけたいので、必ず一週間前には発注していたのだが、彼女は金曜日になると「あっ!忘れてた」と云って、30分ほどでササッと仕上げてしまうことが多かったのである。〔55~100(75~85を除く)〕

415 イラスト係り(序)

ヤマトメリベ
 ネタ不足に悩んだ末、今回ひねり出したのは、イラスト係りについてである。このブログは当初、桂浜水族館のホームページの更新が、とどこうりがちになっているのを見かねた私が「週一回のペースで、一年間ぐらいなら引き受ける」と始めたものである。40年近い水族館生活を総括してみようかな、との気持ちもあった。丸一年余り頑張って「もうノルマははたしたぞ」と係りを引こうとしたら、佳奈ちゃん(85実習生⑪晴れ女のカナ)が「面白いから続けて!私がイラストを描いたらもっと面白くなるかも」とやめさせてくれなかった。以来歴代の係りが、お魚を中心にいろいろなイラストで私の拙文に色どりを添えてくれた。8年も続けているので、ネタ切れにもがき苦しんでいるのだが、イラスト係りの優しく厳しい激励のおかげて頑張ってこられた。そのイラスト係達の紹介をしてみたいと思う。
プロフィール

もったいないおやじ

Author:もったいないおやじ
FC2ブログへようこそ!

かうんた
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR