565 配管工事⑧天水利用

フリソデウオ
  山井戸の利用先が増えるにつれて、やはり水切れも起こり始めた。そこで考えたのが天水をそのまま利用することだった。本館の屋上は12m×15m。ここに10㎜の雨が降ると水量は約2トンの計算になる。山井戸が水切れになった時、10㎜ほどの雨が降っても井戸に浸みだして来るまでに丸一日はかかるし、途中で消えてしまうこともあり得る。その点、屋上の雨はそのままタンクに直行である。屋上からの排水管を切り継ぎ、枯れ葉やヘドロ、それに大雨の時の水を逃がすバイパス管を組み込んで貯水タンクへ引き込んだ。この配管が渇水時に即効効果を発揮してくれているのである。
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564 配管工事⑦山井戸タンク

ヒイラギ
  5年ほど前のこと、館長が「年間120万ほどの水道代を井戸水を利用してなんとか安く出来ないか」と言ってきた。しかし裏山の井戸は後ろの山が浅いため、雨が2週間ほど降らないと水切れになる。当時すでにザリガニに給水していたが、夏場と春先には度々水切れでポンプが自動停止していた。さらに作業用に使用するには、毎週確実に20㎜ほどの雨が降らないと使い勝手が悪い。そこで考えたのが“貯水タンク”である。雨の直後なら十分な水量があるので、その時にタンクに取り貯めて使えば、かなり役立ちそうに思えた。1.5トンのタンク(15万円)を2基と加圧用のポンプ(5万円)をセット。この水を作業場・ペンギン舎・カワウソ舎などに配管し、水道代をを年間15万円余り節約することが出来ているのである。  (続く)  

563 配管工事⑥ザリガニ配管

ハガツオ3
  10年余り前、「ザリガニの飼育をやりたいので山井戸の水を引いて欲しい」との注文を受けた。その場所まではインターロッキングブロックの下を15m以上通さねばならない。そこで私の先見が光る。その5年ほど前、その場所の近くに水道水の配管を頼まれたことがあった。その時、もしかしたら“ここに電気配線が…”との注文があるかも?と思って、水道管と同じ13㎜の塩ビパイプに電線を入れて、横に並べて埋め込んでおいたのである。15mのブロックの両端を一個づつはぐり、電線を引き抜きその先5mほどパイプを継ぎ足して、あっという間に完成させたのである。  (続く)

562 配管工事⑤山井戸配管

ノコギリザメ
  昭和59年の移転新築オープン後間もなく、水道代の節約のため裏山に古くからある井戸を利用することになった。使用場所の水鳥池まで、約100mの配管は私の仕事。井戸の横には高知市の作った遊歩道があるため、それを迂回しなければならず、深い排水桝と100㎜の排水管の中を利用して苦労の末にくぐらせた。その先は石垣に沿わせて20m。排水溝の中を30m。そして敷地境界線の擁壁の際を20cmほど堀りながら50m。他の仕事もやりながだったので一ヶ月以上かかったがなんとか配管。家庭用井戸ポンプが5万円。パイプは2万円たらずだったと思うが、水道料金は年間5万円余り節約になったようでなのある。  (続く)

561 配管工事④修理不能

ネンブツダイ
  作業場の50㎜の排水管が目詰まりしてほとんど流れなくなってきた。トイレのスッポンバキュームを使うと少しは流れるが数日で詰まってしまう。5mほどのパイプクリーナーでは届かない。施工図を見て逆の暗渠側の出口の方からパイプクリーナーを入れると3mほどの所で行き止まり。この排水管は床下で外れているとの結論に達した。埋戻しの時に外れたに違いない。当初は地中に染み込んでいたのが限界にきてしまったと思われる。これを修理するには18㎝の床コンクリートを剥がさねばならない。修理は不可能なので、仕方なく20㎜ほどの細いバイパス管を取り付けてなんとか使用出来るように細工したのである。

560 配管工事③工事ミス

ヌノサラシ
  新築オープン(昭和59年3月)間もなくの頃のこと。地下排水槽の満水警報が鳴りだした。自動の排水ポンプは動いている。空転を疑って電流計を調べると正常値。とにかく地下タンクをのぞいてみようとしたら、その場所にはマンホールの上に、すでに棚と作業台が乗っている。それらを移動して、重いマンホールの蓋を開けると水しぶきが飛び散ってきた。工事ミスで排水管の継ぎ目が外れていたのである。修理は簡単だが場所が悪い。地下の深さ1.8m水中に脚立を立てて、泳ぎながらでないと出来ない作業になったのである。

559 配管工事②排水管修理

ニシキベラ2
  昭和59年以前の旧館時代、主排水管は長さ60㎝直径20cmほどの土管を並べただけで砂浜への垂れ流しだった。台風などで砂浜が大きく動く(206桂浜百景⑥砂の移動)桂浜なので、掘り出されて流されたり、深く埋められてしまったり。大波の度に手当が大変だった。掘り出しは、遠くの山や松の木を見通す、ゆわゆる“山立”で見当をつけて、掘ってるうちに砂が湿ってきたらOK。なかなか出口が見つからず、清掃のためのプール排水が出来なくなっで困ったこともあった。また逆に深く掘り出された時は、打ち上げられた土管を集め、不足分は買ってきて、木材で杭を打ちその上に並べて砂で埋める。新築までの13年間、台風の度にこの作業が繰り返されてきたのである。

558 配管工事①初修理

ナヌカザメ
  初めての配管工事は入社間もなくの頃。館長に水道管の水漏れ修理をされられた(エコおやじの履歴書④水道管修理)。濡れた砂を掘らされて、古い鉛管から吹き出しているのを確認し、元栓を止めて「これで巻け」とビニールテープとエアホース用のビニールパイプを持ってきた。ビニールテープで10㎝ほど巻いたら次にエアホースを強く引っ張りながら巻いて、さらにその上にビニールテープを巻いて「もういいだろう」と元栓を開き、漏れがないのを確認して「元通り埋めておけ、これで10年は大丈夫」と館長。これが私の“配管”との、長い戦いの初戦だったのである。

557 配管工事(序)

トサカギンポ
  エコおやじは桂浜に来て45年。本人は飼育員のつもりだが、やってる仕事はまさに配管工!。水族館は水が命なので、給排水の配管も飼育員の大切な仕事であるのは間違いないが、現実はお魚を相手にするよりも塩ビパイプを手にする時間のほうが長かったような気もする。水槽の給排水は用途によって微妙に仕様が違ってくるので、業者に頼むと思惑違いで困ることが多いのである。今回は業者に頼らず、安上がりにな自前の工事で桂浜水族館の水槽を守り続けてきた、エコおやじの奮闘を綴ってみたいと思う。
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