FC2ブログ

630 お魚集め⑤ササノハベラ

アンタじゃねぇえ
  ベラの仲間では圧倒的に繁栄していて、生息域が広く波打ち際の浅瀬の磯から200mの深海にもいるらしい。だからと思うが喰い込みのいい魚で、水温が下がった春先など他の魚の活性が低い時でもよく釣れる。特にグレ狙いでタップリ撒き餌をした時、グレが来る前に当たるのがササノハベラなのである。釣り採集は空振りのことも多い。空荷で帰るのは嬉しくないが、そんな時バケツに収まってくれるのがササノハベラなのである。
スポンサーサイト

629 お魚集め④ニシキベラ

ニシは20
  水温が20℃以上なら桂浜の磯でも脈釣りで沢山釣れる。但し同じ場所に毎日通うのはお勧め出来ない。一度に2~30尾釣ったら一週間ほど休んだほうがいい。釣り糸を警戒するようになる気配がある。水温が18℃に下がっても餌を取りに来るが、鈎がかりが急に悪くなるようだ。名前のとうりニシキの色合いの綺麗な魚で泳ぎも面白く、水槽を埋めるのに重宝する魚なのである。

628 お魚集め③ヘダイ

うまいやつ
  クロダイ・キビレ・ヘダイは、ごく近縁種。兄弟みたいなものだが、何故かヘダイは評判が悪い。釣り人は「まずい」と口をそろえるが私が食べた感じではクロダイ・キビレとに有意差があるとは思えない(私の舌の出来があまり良くないのは認めます)。思うに不評原因は数が少ないせいではなかろうか。しかしヘダイはクロダイの外洋性・キビレの内湾性のような棲み分けはせず、どちらにもいるように思える。そして最近はその数をかなり増やしているような気配も感じられるのである。

627 お魚集め②チヌ(キビレ)

キチヌ
  私が育った鳴門市のあたりでは、チヌは沢山いたがほとんどがキビレでクロダイは少なかった。中学生の頃、水泳部の練習(332桂浜への道④水泳部)と言いつつ、水中銛を持ってチヌを追いかけていた。込み潮の時、砂地と藻場の境目あたりでじっと動かずに待っていると、チヌは深さ30cmに満たない浅場までやって来る。狙いを定めて銛を放つが、あまり獲れた経験はない。それよりも面白いのは失敗した時、チヌは必ず止まって私のほうを振り返る。そしてじっとこちらを見つめ、私が次の銛を引き絞ろうとするところで、パッと消えるような速さで逃げるのである。桂浜は外洋に面しているのせいで、キビレはほとんど見られないが、内湾の方ではクロダイよりも沢山釣れる。

626 お魚集め①チヌ(クロダイ)

チヌ釣り
  私が桂浜水族館に就職して間もなくの頃、館長が釣竿とリールを買って来て「高谷、チヌを釣って来い。あそこに国鉄が居るから教えてもらえ」と言った。水族館のすぐ先の竜宮の磯で釣りをしている国鉄勤務の館長の友人の宇田さん(275恩人⑩宇田丸)に、仕掛けも餌も用意してもらって竿を並べたのが私の“釣り”の実質的なスタートだったのである。子供の頃、友達と釣りをしたことはあったが、のめり込んだわけでもなかった。私はその後何度も国鉄さんに呼ばれて竿を並べた。その国鉄さんが釣ったチヌなどの獲物をバケツに入れて水族館まで運ぶ係をやらされわけである。しかし私はこの人から釣り(特にチヌ釣り)のノウハウを随分勉強させてもらった。クロダイと国鉄さんは私の水族館人生の恩人であることは間違いないのである。

625 お魚集め(序)

釣りと同時に愛をあげる
 もう12年以上続けているこのブログ。私のほぼ半世紀に及ぶ水族館人生においても、さすがに書き尽くしネタがなくなりました。しかし「もう辞めたい」と言う私をイラスト係が許してくれません。頭を絞りたどり着いたのが、原点に帰って水族館で一番大切なお魚集めについて。お魚集めで一番大切なことは、いかにお魚を傷つけずに手に入れるかであるが、一番いい方法が釣り採集。釣り採集では、お魚の口を大きく傷つけてしまうと思う人も多いかもしれませんが、網を使うと身体全体にすり傷をつけるのに対し、釣りなら上手に扱うとほんの少し口の端を引っかくだけですむ。今回はこの半世紀に渡って、私が釣り集めたお魚達について思い返してみたいと思う。
プロフィール

もったいないおやじ

Author:もったいないおやじ
FC2ブログへようこそ!

かうんた
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR