85 実習生⑪晴れ女のカナ

2008年10月11日(土) 桂浜水族館公式ホームページ記載  

物おじしない、はっきりした、
ガンコな性格のカナは、その性格ゆえに、
損をしている所も多いようだが、私は気に入っている。

専門学校を出てから、
博物館や観光施設、動物園を経て、
昨年、第一志望(と私は思っている)の桂浜水族館へやって来た。
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実習生の時から、
ひらめきのいい所を認めて目をつけていたが、
水族館での仕事ぶりを見て、イラストのセンスや動物の知識など、
その能力を評価して、ますます気に入り“嫁候補”の話を持ちかけた。

ところが「私は理想が高いのよ」と断られてしまった。
嫌われているのかと思ったら「高谷さんの“愛人候補”ならOKね」との返事!

私が10歳若かったら、本気にして喜んだかも・・・。
この娘は、ミユとは正反対の“晴れ女”。
採集などに連れて行けば不思議なくらい、
いつもどこでも良い天気に恵まれる。

追伸:おふざけの実習生シリーズは今回で終了。次回からは真面目になって磯採集について書く予定です。
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84 実習生⑩雨女のミユ

2008年10月04日(土)桂浜水族館公式ホームページ記載  

ミユが実習に来た年は、たまたま台風が多発し、
いくつも日本列島へ上陸した。

ミユを追っかけるように、
高知に居る時は高知へ、
伊豆へ実習に行ったらそちらへ、
広島に帰った時も、
徳島に遊びに行っても追っかけられたようなので
“台風にストーカーされてる”とからかっていた。

それから2年、
徳島の動物園に職を得てタヌキ類を担当している間に完全な雨女になってしまった。
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桂浜が気に入っていたようで、
度々遊びに来るのだが、その度に必ず雨になった。

予報では雨の気配など全く無いような時でも急に降りだして、
あきれてしまうほどだった。

特に連休に雨を連れて来られて、
売上げに大きくひびいた時には
「雨女はもう来るな」と本気で怒鳴ってしまったことさえあった。

嫁候補への登録は断られたが、
雨のことを除けば私のお気に入りの1人ではある。

83 実習生⑨嫁候補12番岬ちゃん

2008年09月27日(土) 桂浜水族館公式ホームページ記載  

現在高校2年生。
飼育員に憧れ、毎週日曜日ごとに実習にやって来る。
元々ロリコンの私は、つぶらな瞳とタラコクチビルに一目ボレ。
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しかし息子よりも15歳も若いので
“嫁候補”には無理があると思って遠くから眺めていた。

ある日7番目のマリコに散き餌(うどん)を食べさせる話をしていた時
「岬ちゃんも誘っていいかな?」と聞いてきた。
「マリコがそうしたいなら」と返事したが、
内心は飛び上がるほどの大喜びだった。

その時に「結婚するなら10歳以上、上の人がいい」と云う話が出たので
“12番目”に登録する承諾をもらった。

しかし隔世の感は否めない。
共通の話題は全く無い。
何か話しをしようとすると、
すべてお説教のような感じになる。

嫌われたくないので、
つっこんだ話しはついついひかえてしまう。
お食事につれてって、
マリコと岬ちゃんがキャッキャと話ししているのを
ニヤニヤしながら聞いてるだけの、
エロジジイになって楽しんでいるのである。

82 実習生⑧嫁候補9番染子

2008年09月20日(土) 桂浜水族館公式ホームページ記載  

染子は少しキツネ目だがファッションモデルか女優並みのすごい美人!
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介護の資格を取って仕事についたものの、
子供のころからの夢が捨てきれず、専門学校へ入りなおし、
桂浜へ実習にやって来た。

性格や能力が申し分ない娘が
うちの“嫁候補”になってくれるわけがないと思って、
声をかける勇気が出なかった。

しかし一番のポン太ちゃんと気が合って、
話を聞いたらしく、おもしろがって自分から申し出て来た。

桂浜への就職を望んでいたが空きはなかった。
実力があり、人当たりも良い美人なので、
出身地近くの水族館に迎えられた。

夢が叶ってイルカトレーナーになり頑張っている。
律儀な娘で、一度夕食を食べさせただけなのに
“嫁候補なので”と今も時々メールをくれる。

この娘なら、息子もイチコロだろうけど、期待してもいいのかな???

81 実習生⑦嫁候補7番マリコ 

2008年09月14日(日) 桂浜水族館公式ホームページ記載  

運動神経抜群。
少しタレ目の美人で、みんなに好かれていたようだが、
私には一緒に来たチアキが目に留まり、この娘は影が薄かった。
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何度も桂浜に来ていたらしかったが、
ある日私が採集に出かけようとした時、
助手を志願して無理やり軽トラックに乗り込んで来た。

目的地までの往復の3時間余り、
生い立ちや将来の夢などをゆっくり聞くことが出来、
この娘の評価を見なおした。

7月が誕生日であることを知って“7番目への登録”を打診した。
息子達との10年近い歳の差をかなり気にしながらも承諾してくれた。

運良く桂浜水族館への就職が叶ったので、
私はゆっくり手なずけ、なんとか我が家に取り込もうと、
現在散き餌(月に1回のお食事)を食わせているところである。

追伸 パソコンの不調により入力が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

80 実習生⑥嫁候補6番チアキ

2008年09月06日(土) 桂浜水族館公式ホームページ記載  

童顔で人なつっこい笑顔のチアキは、第一印象が大変良かった。
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私の講義の成績は、あまり良いほうではなかったが、
積極的な態度は満足出来るものだった。

講義のあと、お魚を運ぶ仕事があり、
助手として連れて行ったが、この娘といると癒される感じだったので、
大いに気に入り“嫁候補”の話をしてみた。

ためらうことなくOKをくれて六番目に登録。
卒業後は、室戸で海亀の調査をする団体に席を置き、
定置網漁師の人達のアイドルになっていたが、
世間は狭いあろうことか、私が35年間通い続けている漁協(⑭イルカ入館)(⑮300円)の
若い職員に見染められた。

彼にはマンボウなどの採集で、
随分お世話になっている。

昨年(平成19年)3月の結婚式にも出席して、
2人の姿を見て心から悔しがりました(笑)
チアキは登録削除第一号となったのである。

79 実習生⑤嫁候補3番マユミ

2008年08月30日(土) 桂浜水族館公式ホームページ記載
 
桂浜のすぐ近くに住んでいたので、
高校生の時から、夏休みだけでなく日曜・祝日にも“実習”に通って来た。
この娘が来ていたころは桂浜が輝いていたころで、
観光客が大変多く忙しかったため、彼女は非常に役に立った。
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特に呼び込み放送が得意で、マユミが放送すると、
入口に人だかりが出来た。

地の底から湧き出るように、観光客が集まって来たので、
今でも“マユミの呼び込み”と話し種になっている。

活発な娘で、沖縄のリゾートホテルへ就職し、
人魚になって泳ぎ廻っているのかなと思っていたら、
突然“北海道へ行く”と云って、
富良野で調理人を目指し、モモンガになって雪原を飛び廻っていた。

そして今春“能登へ行く”と云うので
“エチゼンクラゲにでもなるつもりか”と聞いたら
“お嫁さんになるつもり”と云われてしまった。この娘も手遅れか・・・。

78 実習生④嫁候補2番アミ

2008年08月23日(土) 桂浜水族館公式ホームページ記載  

アミちゃんは1980年生まれ。
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お誕生日の11月16日は、
私の結婚記念日と同じなので、
もし嫁に来てくれたら一緒にお祝いが出来る!

高知市の出身で元気のいいスポーツウーマン。
高校生になってすぐ進路を決め、大阪の専門学校へ。
そして実習先を自分で開拓して桂浜にやってきた。

水族館への就職が希望だったが桂浜は無理。
あちこち探したようだったが見つからなかった。
そこで彼女が選んだのがアニマルナースだった。

動物病院の看護助手の仕事は、
大変気に入ったようで張り切っていた。
親元を離れて職場近くへ下宿したと聞いたので、
そろそろ息子に逢わせてみようと思っていたら
“彼氏が出来た”とのメール。

うちの出来そこない共には、
もったいないくらいいい娘なので、
男が寄り付かないわけがないか・・・。

77 実習生③嫁候補1番のポン太ちゃん

2008年08月16日(土) 桂浜水族館公式ホームページ記載  

第一号のポン太ちゃんは12人の候補の中で唯一登録の承諾を得ていない。
勝手に“嫁候補”宣言をした。
私の最も気に入った娘である。
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ニックネームは私が名付けた。
“ポンタ”と云う名前の排水管掃除道具の使い方を教えたのがきっかけである。

この娘は夏休み、冬休み、春休み、五月の連休。
そして次の夏・冬と、2年間の長期の休みの全てを桂浜での実習(と云う名目の奉仕)についやした。

そして桂浜水族館への就職を強く望んだが、空きは無かった。
卒業後5年余り、アルバイトをしながら空席を待ち続け、執念で勝ち取った。

ある時“私のどこが気に入ったの?”と聞かれたことがあった。
突然だったので答えに困ったが、
あとでよく考えてみて、この娘と失恋した昔の恋人(⑪天国から地獄)に、
かなりの共通点があることに気付かされた。

76 実習生②嫁候補 

2008年08月09日(土) 桂浜水族館公式ホームページ記載

私には2人の息子がいるが、
いずれも奥手のようで女性の気配がない。
そこで実習生の中から“嫁候補”を選んでみようと考えるようになった。

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2時間余りの講義の間に、能力や性格を見極め、
良い娘がいたら息子に逢わせてみたいと考えた。
お気に入りの娘に、冗談半分で“嫁候補”の話をするとたいていはOKを出してくれた。

現在12番目まで候補を登録している。
しかし肝心の息子達は私の推薦など完全無視である。

つまり現実は“嫁候補”の名目で、
可愛い女の子のアドレスをもらってお食事にさそって・・・。

エロおやじが、
お気に入りの娘にお付き合いをしてもらうための
“口実”にしているだけの話なのである。

その娘達の一部を紹介してみようと思う。

75 実習生①講義 

2008年08月02日(土) 桂浜水族館公式ホームページ記載  

私が桂浜に来た頃(昭和46年)は、
動物園や水族館への就職を考えるのは、
私のような変り者しかいなかった。

しかし近年は希望者が多く、
専門学校もたくさん出来ている。

多くの学生が、実習と称して就職のための顔つなぎにやって来る。
私は彼(彼女)等のために、設備や電気についての講義を用意するようになった。
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レベルとしては、中学卒ぐらいの一般教養のつもりだったが、
わかる者がほとんどいない。

簡単な電気配線や、発電の仕組さえ答えられない。
はじめのころは信じられなかったが、
彼等の大部分がペット類や動植物の好きな、“生物系”であることがわかってきた。

電気や機械のことがわかる(⑨館長の先見)私のほうが変り者なのだ!
だから設備を担当する飼育員になったのだ、
と自覚させられる講義になってしまったのである。


 追伸:似顔絵は、私のお気に入りの実習生です。新人スタッフのマッキーが描いてくれました。
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