
館内にキジバトが住みついていることに気付いてから10年以上になる。人によく慣れていて3mほどに近づくまでは、逃げようともしない。幼児などが興味を持って、追っかける姿が時々見られる。このキジバトは館内の数本のカイヅカの木に各一個づつ巣を作っているが、どの巣を使用しているかは、下から見る限りわからない。それよりもキジバトの巣は小さくて簡単な作りのせいか、度々幼鳥が落ちる。見つけて巣へ戻してやった事もあるが、死亡していたり、猫がくわえて走ったのを見たこともある。それでもキジバトは5月から10月頃まで、カイヅカの周りをいそがしく歩きまわり、飛びまわっているのである。
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