
気象庁が発行している“潮汐暦”の干潮時間と警報の発報時間を見比べて、もうすぐ込み潮になる時間ならばスルー出来るが、この先まだまだ井戸の水位が下がる見込みだと対策が必要になる。3本の井戸で、ポンプの過熱による自動停止が2台同時に起こるのは絶対に避けなければならないので、それを防止するために、当初は“切り替え”を行っていた。そろそろ危なくなりそうと判断すると、1台を手動で止めて休ませ30分おきに順番に回してゆくのである。大抵は2順ほどで干底をクリヤーできたが、潮位が特に低い潮回りには、4順しなければならなかったこともあったのである。
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