
小学校三年生、9歳の時高熱が出た。腎盂炎との診断で学校を休んだ。兄達は毎年“皆勤賞”を自慢していたので、私は休みたくなかったが、強制的に寝かされた。熱が高かった割には、体にはあまりダメージはなく、布団の中で漫画を見るだけ(我が家にテレビが入ったのは一年後)の退屈な時間だった。熱が下がるまでの4日間学校を休んでしまい、精勤賞もダメになって悔しい思いをしたことも覚えている。しかし高熱の病人ということで、兄弟達とは別メニューの特別食を作ってもらい、病気になるのもいいもんだと思った記憶も残っているのである。
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