新築オープン(昭和59年3月)間もなくの頃のこと。地下排水槽の満水警報が鳴りだした。自動の排水ポンプは動いている。空転を疑って電流計を調べると正常値。とにかく地下タンクをのぞいてみようとしたら、その場所にはマンホールの上に、すでに棚と作業台が乗っている。それらを移動して、重いマンホールの蓋を開けると水しぶきが飛び散ってきた。工事ミスで排水管の継ぎ目が外れていたのである。修理は簡単だが場所が悪い。地下の深さ1.8m水中に脚立を立てて、泳ぎながらでないと出来ない作業になったのである。
スポンサーサイト