
おちょぼ口で可愛く“さかなクン”がキャップに使っている人気の魚である。泳ぎはトロイので素潜りの手網で簡単に捕まえられる。ハコフグは食べても無毒で美味しい白身だが、食べられる部分が少ないので食用には適さない。釣り鈎にもたまに掛かることがあるがこれが恐ろしい。水族館用には恐ろしい毒を持っているのである。私が釣りを始めた頃、ベラやカサゴ・グレを釣ったバケツにハコフグを入れると数分でハコフグ以外の魚が全部死亡。こんな経験を何度かしたあと調べたところ、パプトキシンという毒を吐き出すとのこと。その毒で自身も死んでしまうことさえあるとのことだった。
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