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8 もったいないの原点

   館長の1の子分を自認する“浪やん”は、公務員だったが、休みの時などはいつも水族館に来て、手伝ったりブラブラしたり。そして機械類のトラブルを一手に引き受けていた。館長に呼ばれたら、真夜中でも飛んで来てポンプを修理してたらしい。私はこの人から機械類との付き合い方を学んだ。サビ付いて動きそうもないナットをはずし、ペラの隙間をヤスリで削り、ベアリングとパッキンを取替えて、30年以上前のポンプを再生するのを見せてもらった。折れた部品の代替品を要領よく作ったり、接着剤や針金での応急修理を見習った。「こわれた機械は絶対に捨てないこと!ピンやナット・スプリングなど、役に立つ部品が必ず取れる」。私の『もったいない』はこの人から教え込まれたものだと思っている。(昭和46年~)  

  戦後の物のない時代。着るもの・教科書などすべて兄達のお下がりで育った私なので、元々物を大切に使う習慣はあったが、“浪やん”の助手をすることで、あらゆるものに利用価値が残っていることを学んだのである。
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プロフィール     ロリコンのおじん

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桂浜水族館を縁の下から支えて半世紀。

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