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28 高嶺の花(ヒメイトマキエイ)

  高貴な女性、例えば日本中の男性が憧れる吉永小百合のスカートが、目の前でヒラリとめくれたとしたら・・・。私は室戸の沖で、これに匹敵するような体験をした。ある秋の午後、きれいに澄み渡った青空の下。大敷網の中を優雅に泳ぐ濃紺の魚。ユッタリと反転した時、チラリと見えた純白の腹面・・・。身震いがするような、その時の光景は今でも鮮明に浮んでくる。以後この魚を運搬・飼育する方法を繰り返し繰り返し検討した。しかし、どうしても具体的な所まで進まない。私にとってヒメイトマキエイは手の届かない高嶺の花。永遠の聖女なのである。(昭和50年秋)

  最近ではもっと大型のオニイトマキエイ(マンタ)を飼育する水族館もあるが、昭和の終わる頃まではイトマキエイ類は各水族館にとって聖域だったと思っている。
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