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115 アラカルト⑦冷却機

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  冷房水槽が欲しい言われて、中古の冷却機をもらってきてセットした(平成13年6月)。この機械の能力なら、22℃ぐらいまでしか下げられないだろうと思い、23℃に設定するよう指示した。2ヶ月ほどは順調に働いていたようだったが、ある朝水温が26℃を越して冷却機がオーバーヒートで自動停止していた。調べるとる設定温度が19℃になっている。聞けば「オウムガイは、どこも20℃以下で飼っている」と云う。私に内緒で設定を少しずつ下げて、半月ほど前から19℃にしていたとのこと。その後、気温の高い日が続いていたので、耐えきれず前日にオーバーヒートしたと思われる。そして「どうしても20℃以下で…」と言う。空冷式の冷却機の能力を上げるには水冷式にしてやればいいのだが、直接海水をかけるわけにはいかない。そこでビニールパイプを使ってみることにた。ラジエターには無理だが、圧縮ポンプや配管をグルグル巻きにしてその中に海水を流してみた。毎分2ℓほどの海水は出口では6℃ほど上がっていた。これなら1KW近い熱量になるので、見込みがあると思った。実際この冷却機は、この方法で3回の夏を19℃で乗り切ってくれたのである。

  私の時代の桂浜水族館では、経費節減のため冷暖房設備が必要な魚の飼育は出来るだけ避けるよう心がけていた。しかし若いのはそこをなかなか理解してくれなかった。
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